みんなで奏でる「H:ARMONIK (ハーモニック)」

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横浜市磯地区洋光台に新しくできる文化拠点「H:ARMONIKハーモニック」

その運営H.P.Music School代表 萩原広充氏にお話しを伺いました。

2026年1月にオープンするその場所は、まだ工事中ではありましたが、(取材は2025年5月)、団地ならではのみんなで集まって住むパワーが集約された活気あふれる心地よい場所でした。

目次

団地の未来プロジェクトの総仕上げ

今、全国的に団地を復興しようと沢山の取り組みが行われ、

この横浜市磯子地区洋光台団地もUR都市開発機構が手がける団地の未来プロジェクトにより大幅にリニューアルされています。

始まりは、2015年「集まって住む未来」と題し、建築アイデアコンペの中からNAAWによる「OPEN RING」が選定され、

その後、建築家の隈研吾氏、プロジェクトディレクター/クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が手掛け注目を浴びています。

そして、そのプロジェクトの総仕上げと言われている「H:ARMONIKハーモニック」が2027年1月オープンします。

コンセプトは、人と人、音と日常が心地よく重なりあう場所

音楽・学び・人とのつながりが一つの場所で自然に重なり合う街の拠点をイメージし、カフェのように立ち寄り、本を手に取って過ごす時間もあれば、コンサートやイベントをみんなで楽しむことがもできる。スタジオではバンドの練習、多目的スペースでは、ダンスレッスンやワークショップも開催可能とのこと。

音楽教室の始まり

現在、音楽教室を2店舗運営されている萩原氏、そのルーツがお父様のされていたジャズ喫茶から始まったそう。

小さい頃から音楽に触れジャズ喫茶のお客さんに囲まれ育った萩原氏は、ドラム、パーカッションの演奏者として日本各地、海外はアジア、ヨーロッパを中心に様々な場所でのコンサートやイベントをされてきました。

2017年、お父様が他界され、温かな音楽が流れる場所が消えそれを残念に思った萩原氏は、そこをリノベーションし、自身の経験や人脈を活かしたい、

また、近年、お祭りや生演奏に触れる機会が減り、子どもたちが音楽を身近に感じる場が失われている現状を見て、生まれ育った街のために自分にできることをしたい、そう思い5年前音楽教室を始めたそうです。

(始めた頃は、生徒数0人だったが、今となっては、大人から子供まで生徒数300人、講師陣も20名を超える。)

萩原氏は、音楽を単なるビジネスや利益追求ではなく、「理念」や「人とのつながり」を広げるものとして捉えており、自身も音楽に支えられてきた経験から、音楽の持つ力を地域や世代を超えて届けたいという思いを持ち活動されています。

ただ、教室づくりは順調ではなく、資金不足、不動産契約、内装工事など多くの困難があったものの、「自分だからできること」「街の未来を豊かにできる」という確信を持って挑戦を続け、

それでも、失敗や苦労も含めて後悔はなく、これからも仲間とともに音楽を通じた豊かな未来をつくっていきたい、

そう語る萩原氏は、まさしく「H:ARMONIK (ハーモニック)」そのものでした。

音楽って無限大∞

H.P.Music Schoolでは、音楽教室だけではなく、地域を盛り上げようと「洋光台わくわくフェスティバル」も開催されています。

子供たち、学生、大人、老若男女が音楽を通じて一つになる、そんなフェスティバル。全国的にもこんなに音楽を通じて地域に貢献をしている場所は貴重ではないでしょうか。

そして、お話を伺ううちに、私自身、改めて「いつも音楽に助けられてきたな」と感じたんです。私の住んでいた地域では、音楽のフェステバルはなかったけれど、辛い時や落ち込んだ時、挑戦したい時――いつも側には音楽がありました。

体育祭で聴いたZARDの「負けないで」も、私にとって大切な一曲です。イヤホンをして、一歩踏み出す勇気をもらったことも何度もありました🎧

楽器や教室を拝見しているうちに、自然と音楽への感謝が込み上げてきて…。

そもそも、音楽の可能性は無限大♾️。そして「H:ARMONIK ハーモニック」もまた、無限の可能性を感じる場所でした。

ここで育った子供たちの未来がとても楽しみです。

団地のライブラリー

音楽だけではなく、洋光台団地には、楽しめる工夫が沢山ありました。

私は、図書館司書なので、個人的に団地のライブラリーにワクワクが止まりませんでした。

貸出用のカゴの中には、レジャーシートと共に本が三冊。自由に持ち出せ、それを持って芝生に行けば、もうそれだけで幸せな時間の過ごせますよね。

手掛けられたのは、私も以前に講演会に行かせていただたことがあるBACH代表ブックディレクター幅允孝氏

図書館の機能性が最大限に生かされていて図書館という枠が広がりました。

クラウドファンディング

今回の取材で、その活動の根源に「お父様への愛情」や「家族への思い」があり、その愛情が地域へ広がっていく温かさを感じました。

また、最初から恵まれた環境ではなかったけれど、技術や経験を活かして自ら道を切り開く姿勢が、まるで侍のようで多くの人の勇気や希望になると確信し、ぜひそのストーリーを沢山の人に知ってほしいと思います。

現在は、クラウドファンディングを通じて施設整備や発表の場づくりを進めており、地域の人々や子どもたちが音楽を通して交流し、未来へつながるコミュニティが育つことを目指し、

これも単なる資金集めではなく、「人々の記憶や思いを未来へつなぐ場所」にしたいという願いを込められています。

現在は、クラウドファンディングの一次目標200万円は達成し、二次目標500万円もぜひ達成してほしいです。

みなさんも洋光台から奏でる文化拠点「H:ARMONIKハーモニック」を応援しましょう♪

クラウドファンディングはこちらから→https://readyfor.jp/projects/yokodai_kinenhi

過去も未来も全ての音楽へ感謝を込めて♪

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この記事を書いた人

mayumi (宗真)
小説家・茶道裏千家講師・元大学図書館司書

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