THE PACHIRA

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2021年4月、初の著書「THE PACHIRA」で小説家デビューしました。本当に本当に嬉しかったです。

目次

ライブチケットという本

この作品は、アーティストTakekoshi Sachiさんのライブチケットとしてお客様(5千人)に贈られた本になります。

ライブは、その本の世界観を表したものになります。

この小説から「promise」という綺麗な曲も出来ました。

出版までの道のり

私も初めての出版だったので、それだけでも感激したのですが、こんな豪華で素晴らしいステージの世界観となる、そのことに心震えました。

いや、正直言うと、震えて逃げたくなりました。笑

今だから言えますが、出版辞めたいと主催へ泣きながら電話したこともあります。。。

そんな時、励ましてくれたのは、Sachiさんの曲「パキラの花」でした。

そして、この曲の歌詞「咲き誇れ、臆病だっていいんだよ」感動して、最終章の章名を「パキラの花」にしました。

この曲がなかったら出版できていたか定かではありません。この曲が私を励まし大丈夫だよ、とそう守ってくれたかのようでした。

元々、この曲はSachiさんが舞台を創りたいからと脚本を募集され、その脚本から創られた曲です。

私は、その脚本募集の原案にすごくワクワクしたので小説を書きました。ただ楽しくて小説を書いているだけなので、特に採用されたいという気持ちはなく、良い作品できたから友達や家族に読んでもらおう!電子書籍にもしてみよう!ずっとワクワクはしていました。

それでもそう広まるわけではないけれど、黙って出版するのは著作権などもあるし良くない、そう思って、事務局に送りしました。

だから、まさか採用されるなんて微塵も思っていませんでした。

「えっ?脚本の募集なのに小説採用してもらえるの?」

今となっては書籍化されましたが、その時は半信半疑でずっとフワフワしていたのです。

そして、何よりこの脚本がなければ私は小説を書いていません。

当初、脚本募集だったので書けもしない脚本を無理に書いていたので、全然進まず・・・

そのうちにすごい早い段階で脚本が決まり、それを聞いてショックだったのですが、どうせ採用されないなら私は小説が書きたい!

そう吹っ切れたんです、ある意味、開き直れたと言うか。

その素晴らしい脚本 を書かれたのは、凪(遊部香)さんと言う既に小説で賞を取られて活躍されている方でした。

受賞歴もあるプロの小説家さん。確かに脚本家としては世に出てはないそうですが、文章で既に脚光を浴びている。

私は本当に素人です。全然受賞歴もなければ、小説家になりたいだなんて学生時代に封印した人間。

そこでもまた逃げたくなりました。絶対凪さんの方がすごい。

本ができて良かったけれど、果たして面白いと言ってもらえるだろうか・・・

自信がない、逃げたい、葛藤だらけでした。

書いた時は、賞に応募する訳でもないし本当にワクワク100%で書きました。だから他人の評価とか一切なかったです。だけど、それが実際人様の目に触れる。それはすごく嬉しいことだけれど、それと同じくらい怖いことでした。

そんな中、凪さんにコメントいただけたんです。

私は、凪さんのおかげで今こうやって文章を書いていられます。お世辞でもなんでもなくて、このタイミングでこうやって優しいコメントをしてくださる。

本当に感謝しています。

素晴らしいプロの方達!

本が出来上がり、そのライブの世界観はなんとも素晴らしく表現されその様子については、Sachiさんのブログをご覧ください。

ピエロを演じられたのは、あの世界的バレーダンサー名取寛人さん。図書館でたまたま著書を読んでいたので、実際ご本人にお会いした時は感動でした。

ダンスの振り付けは、あの安室ちゃんのバックダンサーをされてたケツ先生。

演出は、名だたるドラマの脚本家、演出家、旺季しずか先生。

ライブ中の「TOGETHER」という曲で実はダンサーさんに悪魔設定をつけさせて頂いたのですが、それを演出してくださいました。

パキラの木を書いてくださったのは、アメージングジローさん。ダンサーさんのメイクもその悪魔設定を元にしてくださったのですが、氷の魔術をするダンサーさんの目尻に雪の結晶が描かれているのをみた時、すごく感動しました。

そして、会場は、東京ドームシティホール

ご活躍されている素晴らしいプロの方達に手がけていただけたこと、夢のようでした。

もっと沢山の人へ届けたい!

『THE PACHIRA』を沢山の人に届けたい、だからいつか増版したいです。

コンサート後もありがたいことに、友人や家族にプレゼントしたいから欲しい、ライブ前は読む時間がなかったけれどふと読んでみたら、心癒され感動した、続編楽しみにしています・・・沢山のお問合せがありました。

とても嬉しいことではありましたが、それと同時にコンサート限定のための増版がない本だったので、その声に応えられない自分に歯痒さを感じていました。

だったら、自分で本創ればいいんじゃない?ふと、そう思いました。

続編含め、どうなるか分からないけれど、いつか本を創ってみたい、そう思います。

ワクワクして作品を

私の場合、ご飯もお風呂も忘れてしまいます。

それで気づいたのですが、昔の文豪は旅館で執筆していましたよね?その意味が分かりました。

温泉とご飯が自動的に出てくる環境ならそれを忘れることがないからだと思います。

書いていると人間であることを忘れる。それくらい無我夢中になるのです。

そうやってワクワクして書いた作品は、創った本人がびっくりするほどの景色を見せてくれる。

だから、ワクワクを信じて創ってみよう。

そして、このサイトもワクワクしがなら創りました。それは、なんでもない田舎の図書館員の私が夢を叶え、誰かの希望になれたら嬉しいと思ったからです。

これを読んだ人が何歳からでも夢を叶えていこう!好きなことをしてみよう!そう思ってもらえたら嬉しいです。

私の人生という物語が誰かの希望や勇気になりますように。

2023年11月14日 ECサイト白兎社をオープンしました

小説「THE PACHIRA」は「白兎社」から♪

電子書籍は、こちらから♪

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この記事を書いた人

「そっと私に戻る深い癒しと感動を」
小説家・茶道講師・図書館司書mayumiです。
私の人生という物語を図書館で読書するかのように楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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