直感で旅に出る
ある日突然、朝起きたら急に出雲大社に行きたくなり、隣県に住んでいる私としては日帰りも可能な範囲だし、予定を確認するとPC一つ持っていけば行ける。
そう思い、思い切って行くことにしました。
近場なので荷物も軽く、準備が終わるとちょうどいい特急列車があり、いざ出雲へ。
そこまでは良かったのですが、乗ってしばらくすると不穏なアナウンスが。
「大雨で出雲市以降の電車は運休です。」
天気を調べてなかったのです。
私の住む地域はそう雨が降るどころか天気が良く熱中症の注意喚起のニュースが出るほど猛暑だったので、むしろ出雲に近くなるほど雨は強まってはいましたが、日差しが強いよりはいいと思っていました。
でも、大雨警報は着いても観光もできないし・・・ついには、乗っていた特急列車は途中で運休になり別の特急に乗り換えることに。
乗り換えをする時、やっぱり引き返そうかとは思いましたが、なぜかその日に行くことに意味があるような気がして、出雲に行くことにしました。
(皆さんはそんなことはしないでくださいね)
なぜその日だったのかはその時は分からなかったけれど、着いたら沢山の宝物をいただく旅となりました。
文章を書いて世界中を幸せにします!
タイミングが良いことに私が着くと、大雨はすっかり止み傘もいりませんでした。
参拝を終わると、不思議と体も軽く心もスッキリしました。
ちなみに、私が神様にお願いしたことと言えば、
おばあちゃんが無事に戻ってきたことで安堵してその他願いも何も思いつかず、(そもそも急に思いついて旅に出たので)
私は文章書いて世界中を幸せにします!
もはや願いでもなくこれは、宣言ですね。笑
神様のおかげで文章が書けた!
実は、大好きな祖母のことが気掛かりなことがあり、ここ数ヶ月文章が書けませんでした。
ブログも久しぶりの更新です。私は小説家なのですが、書いた原稿すら見返せません。
誤字脱字チェックや読み返しすらできない。
魂が抜けたかのように何もする気が起きず、SNSの更新もできずにいました。
もちろん寂しかったです。繋がりがないってすごく寂しいものです。
でも繋がることすらできない、ただ漠然とする、それだけでした。
私にとって、文章を書くことは自由に書くにしてもご依頼があって書かせてもらう場合でも、どんな形であったとしても生きがいなのです。
その生きがいを失ってしまいました。
今、観光を差し置いて出雲のホテルに籠りこのブログ記事を執筆しているのですが、こんなに夢中になって文章を書いているのが不思議なくらいです。
それくらい書けなかったのです。
小さな可愛い女の子
無事参拝を終え、大社通りを歩いていたら、突然、小学生の可愛い女の子が「総合学習の時間でこの町の良いところを伝えるためにリーフレットを作ったので読んでください」と手渡してくれました。
後ろには、その子を優しく見守る引率をしているであろう先生。私も大学で働いていたので、学生を引率をしていたことを懐かしく思いながら受け取りました。
女の子は、緊張しながら話しかけてくれ、その手作りのリーフレットを見た時すごく感動しました。
きっとこれを読んでる皆さんは、偶然出会った小学生にそこまで感動するの?
とそう思うでしょう。
でも私、ちょうど文章も書けない、SNSや自己表現もできない、小説続編も書けたのにもうやめてしまおうかな、、、そんな気持ちでいっぱいだったのです。
そんな時、このリーフレットを見て思ったんです。
何をそう力んでるんだい?
伝えたいことがあれば、手書きでも書いて読んでくださいって渡せばいいんだよ。
私は、物事を難しく考えすぎてしまうタイプで頭でっかちになっていたことに気が付いたのです。
確かに計画しなきゃ!あの人に連絡しなきゃ!とか、ものすごく複雑に考えてしまっていたのです。
そうやって重く考えるから動けないんですよね。
そんな時だったからこそ、小さな可愛い女の子からこれを受け取った時、いい意味で力が抜けました。
薬膳コーラ
帰りに電車を待っていたら喉が乾き飲み物を求め歩いていたら、
「血流が〜」シリーズが累計42万部のベストセラーになった著者 堀江昭佳先生のお店が!
価格:1,430円 |
価格:1,540円 |
そういえば、私、5、6年ほど前、漢方にハマり堀江さんの講演会に行ったことがあるんです。
それを懐かしく思い店内へ。そして、お目当ての「薬膳コーラ」を注文し待っている間にお店の片隅に著書コーナーを発見。
(図書館司書の性質からか、本のコーナーへと自然と引き寄せらせます。)
今までの堀江先生の本は漢方薬剤師として、健康に特化して書かれていた本でした。
そんな中、ご自身を語った自己啓発書のような生き方などを書かれた本がありました。
これも何かのご縁だと購入し読み始めると、とても読みやすい!
堀江先生ご自身がゲイで今でこそLGBTという言葉はありますが、すごく生きづらかったこと、そこから編み出された生き方や考え方、そして読者へのメッセージが温かく胸がジーンとしました。
元気の出るご飯屋さん
最後に、出雲大社の大社通りには美味しくて元気の出るご飯屋さんがあったのでご紹介しますね。
ちなみに島根と鳥取を合わせて、山陰地方というのですが、その名の通り山のお陰でご飯が美味しいところばかりです。
鳥取の大山は、サントリー天然水の採取場所となっていますし、水が美味しいと自然とそれを使ったご飯は美味しくなりますよね。お蕎麦は特に最高です。
まずは、出雲に来たら絶対に食べたい出雲蕎麦。出雲えにしさんに行きました。
出雲のお蕎麦は、つゆをかけていだきます。ちょうど夏バテ気味だったので、うなぎのセットにしました。
3段になったお蕎麦に、好きな薬味を乗せてつゆをかけて食べる割子そば。コシがすごくあって食べ応えがあり、うなぎも柔らかくて美味しくて、一気に元気になりました。
山陰は、日本海に面しているので海産物も豊富。ノドグロが有名ですが、この焼きさば寿司も最高です。
日持ちはあまりしませんが、保冷剤もつけてくれましたしホテルでの夜食にしました。
はい、今、絶賛、執筆しながら美味しく食べています。
これで良い文章が書けていたのなら、この焼きさば寿司のお陰、山陰のお陰ですね。
(うまいこと言った!笑)
山陰は、テレワークにも最適です。
自然豊かで食べ物は美味しいし、大社の目の前にはスタバもあります。平日であまり混んでいなかったので、PC作業をされている方を何人か見つけました。
私もPCを持ってきたら良かった、と後悔したほどです。3年ほど前に行った出雲大社は休日で、その時もスタバでコーヒーを飲んだのですが、
すごく混んでいたのでやっぱり平日は最強ですね。
ただし、都会と比べて電車やバスの本数も少なく、出雲大社だけなら良いのですが、日御碕神社や稲佐の浜への観光はレンタカーかタクシーが良さそうです。
みなさんもぜひ出雲大社にお参りしてみてくださいね♡