夢叶える、レファレンス!

広告
目次

レファレンスって?

図書館にはレファレンスサービスがあるのはご存じでしょうか?

レファレンスって何?きっとそういう方がほとんどだと思います。

レファレンスとは、図書館員が利用者さんから質問や相談を受けて調べものに必要な資料を探すお手伝いをすることです。

例えば、「カフェを開きたい」そんな夢があって、何をどうしたらいいか分からない場合はどうしますか?

一人で調べていたら、きっとネットだけで無限に出てくる情報と本と資料に埋もれて一日終わってしまいます。

そんな時こそレファレンスです。

まずは、どのような段階でどのような情報が欲しいのか予めレファレンスを受ける前に整理しましょう!

図書館員は、あくまでコンサルタントや研究員ではなく本や資料、情報を提供する役目なので、予め質問内容を整理していただくといいと思います。

そして、ああしなさい、こうしなさい、こうすべき!そういうことは一切言いませんが、いつも利用者さんのことを思い丁寧に資料や本を探してくれるはずです。

整理の仕方としては、個人的には、

5W1H:いつ(When) · どこで(Where) · 誰が(Who) · 何を(What) · なぜ?(Why) · どのように(How).

自問自答していくと何となく質問内容と欲しい資料が見えてくると思います。例えば、

もしカフェのイメージとしてを掴みたいのなら、写真が多く載っているカフェ雑誌や写真集のような文献。

もし地元で開きたいなら、地域の特性、そして今までこの地域で開かれているカフェの情報。

もし資金や経営の情報を知りたいのなら、カフェ経営や経営データに関わる資料を。

どうでしょう?無限にある情報が少しずつ具現化していきませんか?

図書館には、行政機関の情報や案内も集まってくるのでしっかりとした〇〇したい!そういう意志を示せば、可能な限り情報を提供してくれるでしょう。

なので、出入り口やカウンター、図書館によってはビジネス支援コーナーなども設置しているところもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

図書館員は、決してカフェを開いた経験もなければ経営のプロでもありませが、それに基づく本や資料、情報を導き出してくれるプロなのです。

ビジネス支援について、とても実績のある図書館のリンクを貼っているので良かったら読んでみてください。

https://www.library.pref.tottori.jp/business/

自治体によっては、高額なデータベースを用意してくれるところもあります。

個人的なお薦めとしては、市町村立よりは資料数や予算が多い県立図書館がお薦めです。

無料の貸本屋さんから課題解決型サービスへ

今となっては、ビジネス支援、子育て支援、医療支援(とある図書館では、本だけではなくガンの副作用で髪の毛が抜けた方のためにウィッグを展示しているところもあります)課題解決型サービスが施されていますが、

一昔前は、ただの無料貸本屋さんのイメージだったと思います。

私もそう思っていました。図書館って静かな場所だし、張り紙や案内はあれど、レファレンスについてわざわざ声をかけていただけることなんてない。無愛想な図書館員が貸出のためだけにそこに座っている。そんなイメージです。

でも、今は好きなことで生きていく時代です。

苦しみからの労働は、AIが担ってくれ、創造性を発揮する仕事が人間には残るはずです。

これは、私が普通に生活していて感じるだけなのですが、スーパーのレジはどんどん自動になり、銀行通帳もスマホ、現金より電子マネーを頻繁に使います。図書館だって、自動貸出機が登場し、もはやそれすらICチップにすれば必要無くなります。

現にゲートを潜るだけで貸出手続きもいらない図書館が増えてきました。

だけれど、どんなに便利になってもこのレファレンスだけは残ると思っています。

なぜなら、溢れんばかりの情報過多なこの時代だからこそ

人によってしか導き出せない創造性のある情報がそこにはあるからです。

オススメ選書

最後に、図書館についてよく知りたい方やレポートを書かれる学生さんのために本をご紹介しておきますね。

私は、司書課程でレポートの参考文献を探している学生さんにはこの2冊をご紹介しています。

そして、レファレンス事態をただ楽しみたい方はこの本がおすすめです!

利用者さんと図書館員との掛け合いが本当に面白いです。笑

ぜひ沢山図書館を利用して、夢叶えてみてね♡

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「そっと私に戻る深い癒しと感動を」
小説家・茶道講師・図書館司書mayumiです。
私の人生という物語を図書館で読書するかのように楽しんでいただけたら嬉しいです♪

目次